北の町で出会った、あたたかな一日。
浜頓別町立図書館で紙芝居の展示・実演&ワークショップをしてきました。
2025年11月29日の出発の前日。
車を出してくれるはずのメンバーが、新型コロナウイルスに罹患。
急遽レンタカーを用意し、バタバタしながらもなんとか札幌を出発。
「行けるのか…?」と少し不安もありつつ、気持ちは前へ。
高速を使って5時間。雪道の心配はありましたが、幸い積もることもなく無事浜頓別へ。
ロータリー横に佇む浜頓別町立図書館は、静かで凛とした空気が流れる素敵な場所でした。
館内に入ると、本がずらり。漫画も多く、つい読みふけってしまいそうな居心地のよさ。
「ここで一日過ごしたい…」と思えるような空間です。

作品がズラッと並んだ展示。すでに温かい歓迎が。
カミシバイズムの作品を壁いっぱいに展示しました。
図書館の司書さん、館長さん、教育委員会の皆さんが優しく迎えてくださり、胸がじんわり。
到着したときには、事前に送っていた紙芝居がすでに飾られていて、
「こんなに丁寧に…!」と感激しました。
展示を終えてホテルへ。
今回はウィングホテルの大きなコテージに宿泊です。




吹き抜けの開放的な空間に、あたたかい部屋。
「旅ってこういう瞬間がいいんだよなあ」と思わせてくれる場所でした。
クッチャロ湖の美しさと、北風の洗礼。
浜頓別といえば、クッチャロ湖。
鳥たちがのんびりと羽を休め、遠くには白鳥らしき姿も。
ただ……風がとにかく冷たい。
「キレイだけど寒い!」と叫びながら、早めのUターン。
これはこれで、忘れられない思い出です。
夕食はウィングホテルで。
とくに帆立のバター焼きが絶品で、
「あと5つ食べたい…」と本気で思うほどのおいしさ。


夜はコテージで軽い打ち合わせをした後、ボードゲームでのんびり。
大浴場もありましたが、私はコテージにある小さな温泉へ。
湯気の向こうで、旅の疲れがふっと溶けていきました。
翌日8時ごろに起床。
虹に祝福された実演。大人も子どもも夢中に。
翌朝、図書館の窓から虹が見えました。
「今日はきっと良い日になる」——そんな予感が当たります。



午前中の紙芝居実演では、三人で交代しながらカミシバイズムを披露。
想像以上に多くの方が来てくださり、大人も子どもも笑顔に。
作品が誰かの心に届く瞬間が、何よりのご褒美です。

午後はワークショップ。
4枚の紙芝居づくりや舞台のデコレーションに挑戦していただきました。
子どもはもちろん、大人の方々も無心で手を動かし、
どれも世界にひとつだけの素敵な作品に。
また、酪農をやっている女性のいくためさんという方がオリジナルの大型絵本を見せてくださって、なかなかの大作で感動しました。牛の表現が特に繊細で大胆で。食育のイベントで読み聞かせをするようです。
きっと子供にとって大切な時間になると思います。
最後に記念撮影。
紙芝居師の平島さんと娘さん、水戸さんとここでお別れし、
私たちは片付けを終え、コテージへ戻りました。
翌朝、札幌へと帰路につきます。
